モデル定義

ベンチマークの目的

異なる有限要素コードで実行したモーダル解析の結果を比較することを目的としています。音叉ジオメトリを使用してソフトウェアのパフォーマンスを測定します。本解析で使用した音叉ジオメトリでは、振動の第1周波数は440Hz(原解析)に近いと予想されます。

このベンチマークでは、フリー-フリーの固有値解析を実行できるかどうか、およびその実行の容易さもチェックします。

この解析で使用するシミュレーション入力ファイルは CoFEA GitHub にあります。

ちなみに

上に示した音叉ジオメトリはインタラクティブです。

Fork original Results

図 1 音叉の形状とその振動モード

材料特性

下の表は、解析で使用されたすべての材料特性を示しています。これらの特性は鋼材の挙動を再現することを目的としています。

特性

単位

密度 \(\rho\)

\(7829.0\)

kg/\(m^{3}\)

ヤング率, E

\(2.07 \cdot 10^{11}\)

Pa

ポアソン比, \(\nu\)

0.33

-

境界条件

これは自由体モードシミュレーションであるため、音叉に境界条件が割り当てられていません。